海外旅行では
現地での携帯事情について
気になりますよね。
Wi-Fiルーターをレンタルするよりも
現地のSIMカードを利用するのが
とっても便利でお得なんです。
初心者の方でも
分かってもらえるように
SIMの説明からしていきますね。
では、一緒に見ていきましょう!
そもそもSIMカードって何?
ひと言でいうと
通話とインターネットを
使えるようにしているカード
SIMカードには
・音声通話データ
・ショートメールデータ
・通信データ
が入っているので通話とインターネットが
使えるようになっています。
表にまとめて頭を整理しましょう!
SIMカードに 入っているデータ | データの中身 |
・音声通話データ ・ショートメール データ(SMS) | 電話番号 ※通話とショートメールを 可能にする |
・通信データ 単位:GB (ギガバイト) | 例)データ容量 3GB ※インターネットを 使用できるデータ量 |
・SIMは何の略なのか
Subscriber Identity Moduleの略
頭文字をとってSIMという
直訳すると
加入者識別モジュール
分かりやすく訳すると
所有者情報が記録された部品
とにかく
重要な個人情報が入っているカードだから
SIMカードって名付けられている!
と覚えておけばいいと思います。
・SIMカードは何種類あるのか
ズバリ、3種類です。
スマートフォン、タブレットなど
電子機器、機種によって
使用されているSIMカードが異なります。
SIMカード 種類 | 大きさ | イメージ |
標準SIM | 大 | ![]() |
microSIM | 中 | |
nanoSIM | 小 |
・SIMフリーとは
SIMカードを自由に交換できること
SIMフリースマートフォンは
SIMカードを自由に交換できる
スマートフォンのことです。
・SIMロックとは
SIMカードが交換できないように
ロックされていること
部屋にカギがかかって
出入りできないような状態です。
ロックを解除するためには
携帯電話会社に問い合わせて
解除してもらうようにしてください。
・格安SIMとは
格安スマホ(スマートフォン)に
使われているSIMのこと
※格安なSIMという意味ではありません
格安スマホとは
大手携帯電話会社の電波を利用して
格安料金で提供されているスマホのこと
Wi-Fiルーターとは
Wi-Fiルーターとは
現地の電波と電子機器を
つなげる役割をする機器
電子機器
・スマートフォン
・タブレット
・ノートパソコン
など
・ルーター利用時の注意点
ルーターから離れすぎると
電子機器が電波を
キャッチできなくなる
ルーターと電子機器が
近いほど電波が強い
・フリーWi-Fiとは
無線で利用できる電波のこと
誰でも自由に利用できるので
フリーWi-Fiと呼ばれている
特徴としては
電波がつながる範囲が狭い
SIMカードとWi-Fiルーター比較
・内容比較
SIMカードの最大のメリットは
現地の電波を利用できること
日本で使っている携帯と同じように
現地でも操作ができます。
比較表も見ていきましょう!
SIMカード | Wi-Fi ルーター | |
使える 電波 | 現地にある 携帯会社の電波 (直接利用) | 現地にある 携帯会社の電波 (ルーター経由で利用) |
Free Wi-Fとは 誰でも自由に利用できる電波 SIMカード、Wi-Fiルーターが なくてもつながる電波 セキュリティが しっかりとしていないのが難点 個人情報がとられることもあるので 注意が必要! | ||
電波の 強さ | 強い | ルーターから 離れると 電波が弱くなる |
利用条件 | SIMフリー 携帯が必要 | ー(なし) |
利用方法 | 方法は2つ ・出発前に 日本で 購入する ・現地到着後 購入する | 購入するより レンタルする 人が多い |
アプリの 利用 | できる | できる |
・料金比較
SIMカード、Wi-Fiルーターともに
プランはいくつもあります。
表で紹介している料金は
数あるプランの中の一部になります。
SIMカードのお得さが
分かってもらえればOKです。
タイ | |
SIMカード | ¥390円 ・通話:100分間 無料 ・データ容量:無制限(7日間) |
Wi-Fiルーター (レンタル) | 1日 550円×日数 |
台湾 | |
SIMカード | ¥570円 ・通話:なし ・データ容量:無制限(5日間) |
Wi-Fiルーター (レンタル) | ¥2,000円 ・4日間レンタル |
ベトナム | |
SIMカード | ¥790円 ・通話:なし ・データ容量:4GB(30日間) |
Wi-Fiルーター (レンタル) | ¥2,000円 ・5日間レンタル |
シンガポール | |
SIMカード | ¥1,530円 ・通話:なし ・データ容量:4GB(8日間) |
Wi-Fiルーター (レンタル) | 1日 700円×日数 |
アジア | |
SIMカード | ¥1,300円 ・アジア16か国 ・通話:なし ・データ容量:無制限(10日間) |
Wi-Fiルーター (レンタル) | 1日 1,000円×日数 ・アジア14か国 |
ヨーロッパ(欧州) | |
SIMカード | ¥2,000円 ・欧州35か国 ・通話:なし ・データ容量:5GB(10日間) |
Wi-Fiルーター (レンタル) | 1日 880円×日数 ・欧州36か国 |
SIMのデータ容量の目安
SIMカードのデータ容量について
もう少し詳しく見ていきましょう!
1GBの容量で
できることをまとめた。
※私の携帯で検証したデータですので
参考程度に見てください。
通信データを 使用するもの | 1GB(ギガバイト)で できること |
Webページ閲覧 | 約3,000~4,000ページ (1日あたり100~130ページ) |
Googleマップ ナビ案内 | 約15時間 |
Twitter閲覧 | 約4時間 |
Youtube閲覧 | 約90分(高画質) |
インスタグラム閲覧 | 約60分 |
TikTok閲覧 | 約2時間 |
E-メール送受信 | Twitter程度の文字数なら 約10万通(1日あたり3,000通) |
LINE(ライン) | ・通話 約45時間 ・ビデオ通話 約3時間 |
SIMカードの選び方
SIMカードを選び方は
3つだけ確認すれば
自分に合ったプランが探せます!
まず、自分が使っている
携帯のプランを確認してください。
自分のプランを確認することで
1か月の通話とデータ容量が分かります。
1か月の使用量を30日で割算すれば
1日の使用量が分かります。
1日の使用量 × 旅行日数
で目安のデータ量が分かります!
自分の 携帯プラン | ・通話プラン (60分まで無料) ・データ容量3GB/月 |
次に2点の確認してください。
日本にいる時とくらべて
旅行期間中はどうなのかを考えると
必要なプランが見えてくるはずです!
現地で 通話するのか | 通話する予定がなければ 「通話なし」のプランでOK |
現地で使用する インタネット容量 | 動画系アプリをよく使うなら データ容量が多いSIMを お勧めします! |
SIMカードの設定方法
現地到着後に設定します。
SIMカードを交換するだけでは
現地の電波を利用することはできません。
設定① | SIMカードを交換する |
設定② | 携帯の設定画面で アクセスポイント名(APN)を 現地の携帯会社にする |
設定方法は
手順書があればスムーズです。
日本で事前に
SIMカードを購入する場合
設定方法の手順書が付いているかも
確認しましょう!
現地でSIMカードを購入する時は
お店の人がSIMの設定までしてくれるので
安心してください。
・具体的な設定手順
機種によって設定方法が違いますので
一例としてご紹介しますね。
設定前にSIMピンを準備してください。
携帯本体からトレイを
引っ張り出すために使用します。
なければ
代用品でクリップでもOKです。
iPhoneの設定手順
① | 電源を切る |
② | トレイにSIMカードを入れる |
③ | 電源を入れる |
④ | Wi-Fiに接続する |
⑤ | APN設定解説ページを開く |
⑥ | APNプロファイルをダウンロード |
⑦ | プロファイルをインストール |
⑧ | パスワードが必要な場合は入力 |
Androidの設定手順
① | 電源を切る |
② | トレイにSIMカードを入れる |
③ | 電源を入れる |
④ | 設定画面でAPN設定をする |
設定 ↓ その他 ↓ モバイルネットワーク ↓ アクセスポイント名 ↓ 新しいAPN ※APN設定する項目 ・名前・・・自分が分かる名前(任意) 例)mobile ・APN ・ユーザー名 ・パスワード ・認証タイプ 名前以外の項目は SIMカードの説明書に記載があります。 |
Wi-Fiルーターご紹介
SIMカードより
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